シンプルさの中に手づくり感を付け加えて
広い敷地に親世帯・子世帯の住宅を建てました。今回は子世帯のお住まいをご紹介いたします。
シンプルだけど、自然素材を使いカントリー調のようなゴテゴテ感がないデザインにしたいと言うことと、家が古くなっても味わいがあるお住いにしたいと言う ことがご要望でした。家の小物や家具もアンテイ―クショップを回られ集めたもの。古いものを置いても、ずっと前からそこにあったような感じがする!? そ んなお住まいになりました。
床はパイン材のフローリングにして、壁は骨材入りの珪藻土を塗り壁に変化をつけました。
照明や家具は奥さまのこだわりが反映しています。
2階から階段を上がって中二階へ。ここは第2のリビングのような場所でもあり、ご主人の憩いの場所でのある。部屋の隅にパソコン用のデスク。
ダイニングの家具は近くの工房で作ったもの。パインのフローリングにステンドグラスの照明とオーダー家具柔らかい空気感が伝わってくる。
キッチンは、業務用の簡単なものですが、最近はこのようなキッチンを希望される方が多くなりました。
ステンレス製のフレームに藤の収納家具をセットして、ステンレスの無機質感と藤の風合いが似合っています。
主寝室と子供部屋は1階。
外観はご希望どおりいたってシンプル。しかし、中二階の玄関アプローチに、裸電球のポーチ灯など、こだわりが垣間見えます。玄関ホールには大型の収納庫をつくりました。下に降りると1階へ、リビングは階段を上がります。