不動産を購入する際には、さまざまな条件があわさって最終的に決定することになります。
多々ある条件のなかでも、実際に住む場所となる立地から不動産を探すことも欠かせない一要因となってきます。 ここでは、立地から不動産を探すポイントをいくつかご紹介します。
- 日照
- あたらしく建物を建てるうえで、最もトラブルとなりがちなのが日照問題。明るくて日のあたる家にはだれもが住みたいものです。前から建っている建物のせいで日が当たらない、自分が建てたせいで隣の家に日が当たらない、といった問題は表裏一体です。日照条件の良い物件を探すときは、今の状態だけでなく、この先土地がどうなっていくのかを考えましょう。
- 騒音
- 一般的に工場や消防署、交通量の多い道路沿いや線路沿いなどは音がうるさいと感じるようです。そのような物件では、窓を閉め切ってしまえば気にならない、といったものが多いですが、涼しい夜にエアコンをつけるのは電気代がもったいないですし、時には自然の風がほしいものです。音に対する感覚は人それぞれですので、ご自分で現地に行って確かめることが大切です。
- 生活
- 日々の買い物や通勤通学を考えて、便利さを求める人は多いでしょう。近くにスーパーや学校、病院があると便利ですよね。また、電車を使っての移動か、車を使っての移動かも人それぞれです。電車を使っての移動が主になる場合、駅から近いか、快速がとまる駅かどうかも重要になってきます。車を使っての場合、幹線道路沿いかどうか、高速道路へのアクセスなども考えなければなりません。 生活圏とする立地がどのようなものか、生活を具体的に思い浮かべると考えやすくなります。
- 環境
- お子様のために図書館や公園が近くにある、交通事故にあいそうな場所はないか、交通状況はどうであるか、地域として防犯に取り組んでいるかなど、安心できる環境であることは実際生活する上でも大切なこととなってきます。交番や、住民に聞いてみるなどして、どういう環境であるかをしっかり確かめておきましょう。
立地は気分が変わったからと言って変えることができません。納得のいく生活環境であるかどうかをご自分の足で確認しておきましょう。