不動産のチラシは、見ているだけで未来が想像出来てしまう楽しいものです。 そんなチラシには、実は不動産を購入する上での情報がたくさんつまっています。
ここでは不動産のチラシの見方について簡単にご紹介します。 ポイントを参考にじっくりチラシを見てみると、不動産について新しい発見がたくさんありますよ。
間取り、外観の見方
間取りは寸法の書かれていない大まかなものから、細かくかかれたものまでいろいろありますが、寸法の書かれているものが信用できるという点で良いといえます。
見た目だけで部屋が大きく見えるように大げさに書かれているものもありますので、寸法のしっかり書かれた細かい間取りが理想です。 外観に関しても間取りと同じように大げさな表現で書かれていることがあります。見た目のイメージに惑わされないように冷静に見てみることも大切です。
外観も間取りも完成予想図を魅力的に見せているものがほとんどです。実際に自分の描いたイメージ通りになるとは限らないことを意識しながら見てみましょう。
物件概要の見方
不動産のチラシには必ず物件概要が載っています。 外観や間取りなどに目を奪われて見落としがちですが、物件概要には重要なことがたくさん載っています。
- 所在地
- 立地に難ありなどの物件に注意するためにもしっかり見ておきましょう。
- 地区,地域
- 第1種低層住居専用地と明記されていればまず安心です。これは高さ10m以上の建物が建てられないなど、一戸建てエリアにふさわしい静かな環境が保障されていることになります。
- 建ぺい率,容積率
- 建ぺい率とは、土地の広さに対して何%使って建物を造っているのか、ということを意味します。40%か50%が一般的です。容積率とは、敷地の面積に対する建物の延床面積の割合です。60%か80%が一般的です。
- 建築確認番号
- 建築確認番号とは、市役所や区役所などが、その家を建てることを認めている、という証拠です。違法建築ではないことを示しています。
- 事業主,売主
- 万が一設計ミスなどがあった場合に物件に対しての責任を負う会社になるので、大手であったり、中小でも地元での評判がよい会社であれば安心です。
不動産はとても大きな買い物です。チラシをくまなくチェックして、実際に現地を訪れて見比べてみましょう。 購入にふさわしい安心な不動産であるかどうかを、いろいろな面から確認することが重要です。